みなさまこんにちは、もも猫占い®︎占い師のMOMOです。
今回はタロットカード【ペンタクルの6（Six of Pentacles）】の意味を解説いたします。
ペンタクルの6は、裕福な人物が貧しい人々に金銭的な援助を行うことを象徴しています。
このカードは、公正さと寛大さの象徴であり、自分自身が豊かな状況にあるからこそ、他人を助けることができることを示しています。
自分の利益を追求するのではなく、善良な心と真の慈愛心から人々を支援しているため、彼には感謝の気持ちが寄せられます。
自分が損をしているのにも関わらず、この慈善活動をしたことによって、自分の資産が増えていくというパラドックスが生まれます。まさに情けは人の為ならず。
このカードは、公正さ、寛大さ、社会的責任感、善意、そして慈愛心を表しています。
ペンタクルの6は、贈り物、貸し出し、投資など、お金に関連するチャンスや機会を示しています。
お金の流れが公平であること、健全な投資ができること、そしてお金や才能を共有することで、これらが揃って人々がより豊かになれることをカードが教えてくれています。
また、誰かに金銭的援助をする立場になるかもしれません。
あなたが誰かの才能を引き出したり、昇進を手伝ったり、報酬を受け取る候補者になるでしょう。
誰かを助けることがあなたの喜びとなり、それにより、思わぬ方向から臨時収入があるかもしれません。
何も打算もなく、善のこころを持って、過ごしてみてください。
寄付 慈善活動 物質的にも精神的にも余裕がある 誰かを助ける立場 感謝 情けは人の為ならず
不注意、不誠実、または慎重さの欠如によって金銭的な損失があるかもしれません。
金銭的に困窮する、借金トラブル・金銭的な援助が得られなくなるなどの問題が発生してしまい、途方に暮れてしまうことも。
正当に手に入るはずのものを手に入れられなくなったり、仕事の報酬やビジネスチャンスがなくなる可能性があります。
そしてそれは、あなたが悪いわけでなく、取引先のが不誠実な行動をや手続きのミスによる可能性があります。
逆位置のペンタクルの6は、時に盗みを示唆する場合もあります。
お金の管理者が不正行為に関わっているかもしれません。また、他人の身勝手な行動によって、物質的な不幸が生じる可能性があります。たとえば、ビジネスパートナーが悪事を働いた場合だったり、または家族がお金を盗んだ場合などが考えられます。
悪意のある人や契約書の虚偽記載に注意するようにしてください。
金銭トラブル 自分本位 金銭問題 ねたみ 嫉妬 恩を仇で返す 悪意
正位置の解釈
優しい気持ちになれるような、出会いがあるでしょう。
周りの人を大切にしていれば、巡り巡ってあなたに良縁が訪れるでしょう。
正位置の対策
周りの人に、優しくするなど、日頃からあなたの徳を貯めてください。
誰かが「あの人素敵な人だよ」とあなたの良さを伝えてくれるのです。
逆位置の解釈
出会いはあるかもしれませんが、相手に尽くしすぎないように要注意。
あなたの優しさに甘えてしまいすぎるかもしれませんよ。
逆位置の対策
愛されるための努力はいりません。
そのままで愛されることに自信をもって。
正位置の解釈
相手のために何かサプライズなどをしてみると、より一層仲が深まるでしょう。
思いやりを忘れないことがとっても大切です。
正位置の対策
誰かのためにももちろん大事ですが、「あなたがやりたい」という気持ちで、サプライズをするといいでしょう。
逆位置の解釈
お相手に尽くしすぎているかもしれません。
自分を削ってまでやらないようにしましょう。あなたが疲れてしまいます。
逆位置の対策
自分はこれだけやったのだからといって、相手に見返りを求めてしまうと、そこの乖離によって辛い思いをしてしまうかも。
正位置の解釈
お相手も、あなたのことを優しくて寛大な人だと思っているようです。
この恋は、お互いに思いやりに満ちた優しい時間をもたらしてくれます。
正位置の対策
相手の好意は快く受け取って。
あなたがお相手に色々やってあげたいと思うように、お相手もあなたにやってあげたいのです。
逆位置の解釈
お相手には都合のいい相手だと思われているかもしれません。
尽くすこと＝愛されることではありません。
逆位置の対策
恋が実らないことや、進まないことにあまりやきもきしないように。
焦りはトラブルを招きます。
正位置の解釈
お相手もあなたも、今ならこの関係をより優しいものへと繋いでいけると思っているのではないでしょうか。
正位置の対策
優しさの交換が、この恋の要となります。
逆位置の解釈
この恋をまた復活させても、あなたは精神的に疲れてしまうかもしれません。
それは、あなたが尽くしすぎてしまうからです。
逆位置の対策
「手放しで愛される」という世界があるということを忘れないで。
「何かを与えるから愛される」のではなく「あなただから愛される」という世界があるということを。
正位置の解釈
社会的に意味のあることをしてみましょう。
寄付を絡めたりすることで、周りを巻き込んでムーブメントを作っていけます。
正位置の対策
奉仕の精神を持って働いてみてください。
自分たちの利益だけではなく、社会に還元するような、大きな気持ちで。
逆位置の解釈
自分のメリットだけを求めてしまうと、その事業はうまくいかないかもしれません。
誰かを幸せにすることや、お悩み解決をすることを「仕事」と呼ぶのです。
逆位置の対策
何かを選択する時は、誰かの利益や社会的意味を考えて選択肢を増やしてみると、いいアイディアが浮かぶでしょう。
正位置の解釈
転職は周りから持ってきてくれるかもしれません。
それは、あなたが今まで人に親切にしたり、思いやりをもって過ごした結果がそうなっているだけなのです。
正位置の対策
去る時は、「立つ鳥跡を濁さず」で。
周りの人に感謝をして次に進むことで、過去の人も未来の人も、すべての周りの人があなたを助けてくれるでしょう。
逆位置の解釈
転職を邪魔されたり、不当な扱いを受けることがあるかもしれません。
あなたのキャパシティがいっぱいになっている状況から逃げ出しても、誰も咎めませんよ。
逆位置の対策
あなたを正当に扱ってくれる人の元へいきましょう。
ただし、それは「あなたがあなたを正当に扱う」ことが大前提です。
正位置の解釈
寄付をしたり、贈り物をしたり、周りの人に使ってみましょう。
誰かの喜ぶ顔を想像してお金を使うと、あなたの心はとても晴れやかな気持ちになるでしょう。
正位置の対策
もしお金で困ったことがあったら助けを求めて。
きっとあなたを助けてくれる人が現れます。
逆位置の解釈
お金を出し渋ったりして、周りの人からはケチな人だと思われるかもしれません。
自分が困るくらいまで人を助けなさいとは言いませんが、「ここぞ」という時には出すことをおすすめします。
逆位置の対策
頑張ったのに報酬が少ないと感じる時は、あなたはやりすぎているのです。
もう少し肩の力を抜いて大丈夫。
正位置の解釈
穏やかで優しい関係を周りの人と気付けるでしょう。
持ちつ持たれつの関係を継続していくことで、あなたはより一層満たされた時間を過ごせるでしょう。
正位置の対策
あなたの周りには人が集まってくるようなので、「この人とこの人あいそうだな」と思う人たちの、仲介役をしてみてください。あなたを中心に輪が広がっていくでしょう。
逆位置の解釈
人によって態度を変えないようにしましょう。
平等に対等に接することを心がけて。
逆位置の対策
裏切りなどの人間関係のトラブルがあった場合は、自分がやりすぎている・あるいは自分本位になっているなど、あなたのせいだけではないのですが、自分自身を顧みることも大切です。次に生かして。
ペンタクル6は、優しさの循環を表すカードです。
事業や人間関係のもっと上の階層にある、「思いやりの交換」をしているような状態と言えばいいでしょうか。
自分のことだけを考えず、社会や周りの人の幸せを考えることで、自分が満たされていき、結果的に自分が徳をするという、お金持ちマインドをどこまでインストールしているか、ということが大事になってくるのではないかと思います。
逆位置は、自分だけが徳をしよう。あるいは自分だけが損をしてしまっている…そんな状態で、そのサイクルが崩れてしまった時に起こるトラブルを示唆しているように思います。
あなただったら、どちらの世界に生きたいですか？
